健康に寄与する細菌達【FFC講座③】
(2018年09月13日)お疲れ様です。前回は、除菌・抗菌による弊害を簡単にご説明させて頂きました。
今日は人間が生命活動を行っていくうえで、切っても切れないほど重要な働きをしてくれている¨ 細菌 ¨について話をしたいと思います。
一般に私たちが、バクテリアと呼んでいる乳酸菌や大腸菌は、学術的に「 古細菌 」 「 真正細菌 」に分類されています。これらを総称して細菌と言っております。
この細菌いつ頃誕生したのかと言うと、はっきりとした事は不明の様ですが、30憶年前といわれております。その大きさはと申しますと、その細胞を数百個並べても1mmほどです。
進化の過程のなかで、他の細菌達が仲間の細胞と助け合い合体、分裂を繰り返し、人間へと続く多細胞生物へ進化していくのを尻目に、単細胞生物として生きていく事を選択しました。
ある細菌は植物とパートナーシップを組み、あるものは地中奥深く潜り込みひっそりと生き、またあるものは長いサバイバルを生き抜き、人間の体内と言う安住の地にたどり着きました。細菌は地球上で、個体数の上で最も繁栄する生物になったのです。
この細菌達ですが、非常に小さすぎて目視することは出来ません。それゆえ数で勝負しています。人間の体内には、約2000種類以上の細菌がおり、そのうち腸内に1000種類、次いで口の中に500、皮膚の上に300種類程度の細菌がいると確認されています。
その数、腸内だけでも100兆個近くいます。
体内にいる細菌には、善玉菌、悪玉菌、日和見菌と言われるものがおり、その比率は3:1:6となっております。
善玉菌とは、呼んで字のごとし良い菌の事で、ビフィズス菌、乳酸菌などが代表的です。悪玉菌は腸炎ビブリオ、ブドウ球菌、ピロリ菌といったところでしょうか。日和見菌は、普段あまり耳にしませんが、良いとも悪いとも言えない菌で、腸内で優勢に活躍している方の菌に、加担することからこう呼ばれています。代表的なものが大腸菌でしょうか。
大腸菌はビタミンの合成を行ったり、ニトロソアミンやベンツピレンといった、発がん性物質を分解してくれますが、体調をくずしているときは、逆に腸内腐敗の原因を作り、便秘や下痢を引き起こします。
人間に住み着いている「 常在菌 」と言われて細菌達は、私達にとって有害なものをエサとしており、それによって私達は健康を保っています。また人間の体の外で生息している細菌達も、人類にとって有害なものをエサとし、有益な物に変えて生態系に寄与しています。
海に流れ出た重油を食べ分解無毒化する細菌、ポリエルテルなどの有機合成物質を食べる細菌、農薬を食し、人畜無害にしてしまう細菌 と人間の生活頻度、化学の進歩に合わせて細菌は変化し、私たちをバックアップしてくれています。
この様に人間の体の中で、まだまだ未開な行動、変化、改良を続け、未来を見据え進化していく細菌は、家族と同じです。体内にいる悪玉菌と言われている細菌も近年の研究から、実際に本当に有害な菌はごく数種類で、そのほとんどが、必要だから住み着いている菌ではないか と言われています。
この悪い菌を抑制し、善玉菌を増やす働きを促進させるテクノジーがFFCの技術です。
よく、そんな都合のいい話ってあるの? と質問されます。でもあるんです。
次回は、FFCテクノロジーの実例と検証をご紹介します。
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