住宅の屋根に使われている装飾についてご紹介します。切妻屋根や寄棟屋根が多いイギリス住宅の棟には装飾用の瓦があります。装飾用の瓦は棟に取り付けるため、90度に曲げ加工されている粘土瓦が多いようです。

こちらのお宅はデタッチドハウスで、切妻屋根には棟飾りや丸い穴が２つ加工された装飾用の瓦が取り付けられています。

フラットの屋根にも丸穴2つタイプの装飾用の粘土瓦が採り入れられています。

屋根の張替え工事が行われたお宅の新しい屋根には、灰色のスペイン瓦に似た形状の瓦と先端が球形の棟飾りが採り入れられています。お宅の前には、取り外された棟飾りや装飾用の粘土瓦が置いてありました。棟飾り用の瓦には花の彫刻があって、細部まで凝ったデザインを見ることができました。

上の写真の屋根の棟には、デコボコした山の形をした装飾用の瓦が採り入れられています。

こちらの屋根の棟には丸穴が1つ加工された装飾用の瓦が使われています。

こちらのデタッチドハウスは寄棟屋根で棟瓦の色を目立たせたデザインです。屋根本体にはスペイン瓦に似たダークグレー色の瓦を使用し、棟にはブラウン色の半円型の棟瓦を採り入れています。