イギリス・リバプールの夏に見つけた植物
(2019年10月22日)
イギリスの7月から9月中旬までの気候はカラッと晴れる日が多く、気温が20℃を上回る日が続きました。晴れた日は日差しが暑く、日陰に入ると涼しくて気持ち良いのですが、風が吹くと肌寒く感じる気候でした。たまに30℃を超えた日もあり、街では噴水で水浴びをしている子どもたちがいました。この時期では、住宅の庭や公園、街の歩道に設置されている花壇などにたくさんの植物が植えられており、街中に色鮮やかな花を飾っているのでとても気持ちの良い季節です。
リバプールにある公園ではオレンジ色の花ガザニア、小さな白い花ベゴニア、葉が白いシロタエギクが植えられていました。公園の中央部分ではたくさんのラベンダーが見事に咲いていました。
別の公園には2種類の紫陽花が咲いていました。どちらも日本でよく見る紫陽花ですが、紫陽花は日本が原産であるいわれているので、このアジサイは西洋アジサイのようです。西洋アジサイとは、ヨーロッパに渡って品種改良された紫陽花のことで、イギリスではHydrangea(ハイドランジア)と呼ばれています。その品種はおよそ100種類あるそうです。住宅の庭にも西洋アジサイが咲いているのを見かけますが、額の色が濃いピンク色や赤茶色の西洋アジサイもありました。
また、このエリアでは紫色や白色の花Dahlia(ダリア)が植えられており、とても綺麗に咲いていました。
このエリアでは西洋ニンジンボクのような花が咲いている植物を見つけました。白色とピンク色のふわふわした花が可愛らしい植物です。
この公園の道路側で、コットンの木のような樹木を見つけました。樹木にブドウのような小さな緑色の実がなっていて、その実が開くと白いふわふわしたコットンのような綿に変わるようです。リバプールは風が吹く日が多い街なので、その樹木の白い綿のような実が落ちて、歩道の上が白くなっていました。
こちらの公園では、植物園のようにいろいろな植物を植えて管理しているエリアや、上の写真のように花や植物を寄せ植えしてデザインしたエリアがありました。寄せ植えには、ベゴニア、サルビア、シロタエギクなどの花や植物が植えられていました。
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