イギリスで、住宅のフェンスに多く使われている縦格子フェンスですが、その中でも、アンティーク家具のような、ツイスト加工がデザインされたフェンスを見つけました。このツイストのデザインが家具に使われるようになったのは、1600年代のバロック様式の装飾が元になっているそうです。

こちらのフェンスは、パネル上部には、菱形がデザインされた鉄鋳物になっていて、菱形と菱形が重なっている部分には、花の模様があります。中間には、アンティーク調のツイスト加工があり、一番下の部分は、二股に分かれたデザインが採り入れられています。あまり見かけないタイプのフェンスなので目立っていました。

こちらのフェンスにも、ツイスト加工が採り入れられていました。ツイストラインと、花のモチーフが付いた直線ラインとで、交互にデザインされています。そして、パネルの上部に見られる、剣の先のような、鋭く尖ったデザインの鋳物や、花やツタのような細かなデザインが採り入れられていて、とても素敵なフェンスだと思いました。また、フェンス上部に、先が尖った鋳物を取り付けることで、防犯の効果が期待できそうだと思いました。

こちらはオックスフォード市内にある大学と思われる建物の中で見つけた階段手摺です。観光者に部分公開している時間があり、拝見することが出来ました。古い歴史を持つ建造物なのでしょう、階段手摺のパネル部分に、ツイストのようなデザインを見つけました。