都心部にマイホームを持ちたいと考えても、土地が狭いから理想の家を建てるのは無理かもしれないとか、狭小住宅は暮らしにくそうと不安を感じていませんか。

狭小住宅を数々手がけている都市工房が、20坪以下の土地に建てる狭小住宅を広く見せるコツを紹介するので、狭小地にマイホームをお考えの方はぜひお役立てください。

20坪以下の狭小住宅でも広く見せるコツ

20坪以下の狭小住宅でも工夫次第で広く見せることができ、圧迫感を感じることなく快適に生活できます。

では早速見ていきましょう。

高窓や天窓で光を取り入れる

ハイサイドライトと呼ばれる高窓や、トップライトと呼ばれる天窓で光を取り入れることで、抜け感が出て室内の圧迫感が和らぎます。

また、地窓と言って床面に近い位置に窓を設けることも有効です。

以前は和室に設けられることが一般的だった地窓ですが、現在は洋室に取り入れることも増えています。

下から差し込む光が、床面に反射して室内を明るく照らすことで開放的な空間を演出します。

間仕切りを減らす

視線をさえぎるものをなるべく作らず、入口から奥まで見渡せると空間が広く見えます。

この状態は視線の抜けといい、部屋を広く見せる代表的な工夫になります。

そして、部屋の一番奥に絵や写真、インテリアになる家具を飾ると部屋の奥に自然と視線が向けられるので空間が広く感じられます。

リビングを家の中心に

リビングを中心にすることで、廊下を作る必要がなくなります。

本来廊下に使用するスペースをリビングのスペースにすることができるので、リビングが広くなります。

また、リビングが通路のひとつとなり、家族皆がリビングを通るため、家族間のコミュニケーションも自然と増えるでしょう。

デッドスペースの活用

階段の下や小屋裏などのデッドスペースを有効に活用しましょう。

階段下は、トイレや洗濯機置き場、収納場所などを施工するのが一般的ですが、工夫次第ではワークスペースにすることもできます。

また、造作家具も部屋を広く見せるには有効です。

家具を家のサイズに合わせて施工することができるので、余計なデッドスペースを生み出すことなく部屋をすっきり広く使うことができます。

高天井、勾配天井の利用（吹き抜け効果）

狭小住宅では横の面積を広げることができない分、縦の空間を広げるよう意識しましょう。

縦方向に視界が開けることでより空間が広く感じます。

吹き抜けを作ったり、天井を高くしたりすると開放感が得られます。

勾配天井も有効です。

屋外スペースを有効活用

庭やテラス、デッキを作り、室内のリビングにつなげて使うことで部屋を広く見せることもできます。

アウトドアリビングと呼ばれるこのスタイルは、家にいながらアウトドアの雰囲気も味わえて最近人気があります。

色使いを工夫する

膨張色の白はものを大きく見せるという特徴があるので、ベースカラーを白にすると部屋が広く感じられます。

また、白は光の反射率が高いため、部屋全体を明るく見せる効果があり、圧迫感を感じにくいという効果もあります。

他にも黄色やオレンジなど、淡い暖色系の色も膨張色なので部屋を広く感じさせます。

家具やインテリアの工夫

部屋を広く見せるには、家具やインテリアにも工夫が必要です。

壁や床の見える面積を大きくすると部屋も広く見えるので、背の高い家具はなるべく置かないようにして、あれもこれもと沢山の家具を配置するのも避けましょう。

ソファも同様に背もたれ部分が低い方が部屋が広く感じられます。

また、鏡を設置したり、窓の大きさに関係なくカーテンを天井から床まで吊るすことも部屋をひろく見せる効果があります。

ハイドアを施工する

通常よりも背の高いドアのことをハイドアといいます。

天井に近い位置までの高いドアを施工することで、空間を広く見せます。

また、視線が上がるため、天井が高く感じられます。

まとめ

狭小住宅を広く見せる工夫についてご紹介しました。

このように、20坪以下の狭小地に住宅を建てる場合でも、工夫次第で圧迫感がなく快適に暮らせる狭小住宅が実現します。

他にも、大き目のガラスを使ったり、スキップフロアを作るなど、狭小住宅を広く見せる工夫はたくさんあります。

都市工房では長年に渡り、多くの狭小住宅を施工してきた経験から、専門的な知識や技術を豊富に持ち合わせています。

狭小地に住宅を建てることに少しでも不安がある方は、ぜひ都市工房にご相談ください。

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