室内空気をよごすモノ【FFC講座②】
(2018年08月25日)2003年7月からシックハウス対策法が施行されて、クロルピリオスは全面使用禁止となりました。
ホルムアルデヒドについては、その濃度に等級付けはされたものの、条件次第で使用を認められています。施行以前に比べ、揮発性化学物質(VOC)の影響は少なくはなりましたが、0ではありません。VOCは新築またはリフォーム後から2年でその多くが気化して逓減していきますが、カーテンや家具と言ったものには、ほとんど規制されておりませんので、新たにそれらの物を購入すればその時点からVOCの影響を受けます。
VOCが逓減したその後、気密化された室内環境に問題になってくるのが、カビやダニです。
室内のカビ胞子を測定するNHK番組の中で、普通の住宅の10畳リビングに2万4550個ものカビ胞子が測定されました。一般的にリビングは出入りが多い場所で、頻繁にドアーは開閉され換気がもされています。それでもこれだけの数のカビ胞子がいます。
この二つが新築後を室内空気を汚すモノ達です。
近年もう一つの問題とされているのが、除菌、抗菌加工処理の影響です。抗菌加工は、ごく自然に我々の日常に溶け込んでいますが、除菌、抗菌加工は、衛生面では大きな安心を与えてくれる半面、行き過ぎた除菌抗菌加工の多用は、住宅環境にとってマイナス要素になって仕舞う事態をも発生させています。
この除菌、抗菌加工によって、細菌の増殖は限りなく押される事が出来ますが、その反面人間にとって非常に有益に働いてくれる善玉菌をもやっつけてしまうということです。さらにこの抗菌処理に使われている薬品のほとんどが農薬系であると言うことです。農薬の危険性は、今まで人類が経験してきているので言うまでもありませんが!
人間の体の中には、1000種類の細菌が800兆近く住んでおり、その大半が生まれて2ヶ月程度で出来上がると言われています。赤ちゃんが家の中を這いずり廻り、そこらじゅうの物を口に入れありとあらゆる所から、必要な細菌達を招き入れます。我々が日々健康に暮らした行くにはこの細菌達の働きが不可欠です。
そこで次回は、¨ 意外に知られていない細菌達の働き ¨にスポットあてて、話を進めたいと思います。
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