中部大西洋岸地域様式
(2018年05月19日)
【中部大西洋岸地域スタイル(1715-1780)】
1666年のロンドン大火災は、市街地にある木造建築が原因だったことから、市街地の大多数を占めていた木造建築はその後禁止されました。そして、ロンドン市内の木造を放遂する大事業として、ロンドン復興が取り組まれました。石造またはレンガ造で建築するこの復興が終わると、多くの石工や建設業者は仕事を失うことになりました。すると、17世紀末フィラデルフィアの建設に熱意を燃やしていたウィリアム・ペンがこの状況を見て、「新大陸に大きな仕事がある」と言い、ロンドンの大多数の石工や建設業者を米国に連れて行き、そこで街づくりにあたらせました。
組積造の場合、外壁は垂直につくる総二階建とすることが一番合理的でありますが、1階部分に差し掛け小屋(ペント)が設けられることも多く見受けられます。現在ではルーフスカート(腰屋根、小庇)とも呼ばれています。
都市工房ではご来店いただいた方に、ヨーロッパデザインが出来上がった文化的な背景や理由をまとめた冊子をプレゼントしています。
興味をお持ちの方は、ぜひ弊社までお越しください。
関連記事
-
> (2022年01月29日)イギリスの庭~植木の剪定~
-
> (2022年01月28日)ヨーロッパの手づくりお菓子
-
> (2022年01月23日)ヨーロッパの素敵な住宅スタイル・その3
-
> (2022年01月22日)ヨーロッパの素敵な住宅スタイル・その2
-
> (2021年12月27日)イギリスの公園で出会った動物たち
-
> (2021年12月26日)欧州住宅の素敵なスタイル
-
> (2021年12月25日)欧州スタイル・クリスマスツリー
-
> (2021年12月24日)クリスマスデコレーション・Plants in UK
-
> (2021年11月29日)イギリスの冬、温かい食べ物No.1
-
> (2021年11月28日)イギリスの気候~Winter~
欧州住宅デザインコラムの最新記事
- 01月29日 イギリスの庭~植木の剪定~
- 01月28日 ヨーロッパの手づくりお菓子
- 01月23日 ヨーロッパの素敵な住宅スタイル・その3
- 01月22日 ヨーロッパの素敵な住宅スタイル・その2
- 12月27日 イギリスの公園で出会った動物たち
カレンダー
月火水木金土日
アーカイブ