イギリスにある歴史的な建造物の屋上フェンス、階段手すり、建物の周りなどにはよくバラスターを使ったフェンスを見かけます。この建物はロンドンにある“Chiswick House”（チズウィックハウス）です。この建造物の階段手すりや二階にある玄関ホールの手すりにもバラスターを使ったデザインフェンスが取り付けられています。

この建物はSt. Paul’s Cathedral（セントポール大聖堂）です。建物上部の手すりにもバラスターを使ったフェンスが使われています。

この建物はオックスフォード近郊にあるBlenheim Palace（ブレナム宮殿）です。この建物上部の手すりにもバラスターを使ったフェンスが取り付けられています。このようにバラスターを使ったフェンスはリバプールにある一部の住宅フェンスにも使われています。

こちらの住宅では白くペイントした煉瓦壁の上にバラスターデザインフェンスを取り付けています。門柱の上には球体のオブジェがあり、さらに玄関前の両サイドにも球体のオブジェがついた支柱と、支柱の後ろにはバラスターフェンスが取り付けられています。このような門柱の上に球体や四角錐のオブジェが取り付けられている住宅はリバプールにはたくさんあります。バラスターを使ったフェンスは、鉄製縦格子柵や煉瓦壁などに比べると、宮殿のような神秘的な雰囲気を感じさせます。

こちらの住宅も上の写真の住宅と同じようにバラスターデザインフェンスを煉瓦壁の上に取り付けています。煉瓦壁を高くすることで、白色のバラスターデザインフェンスが目立つ存在になっていますね。門柱の上は四角錐のパーツが取り付けられています。

こちらの住宅フェンスは、煉瓦壁の枠の中に白色バラスターを採り入れたデザインになっています。今まで見たバラスターデザインフェンスとは異なるタイプで、デザインに凝ったおしゃれなフェンスです。柱の上部には球体のオブジェが付いています。

今回は住宅にバラスターを使った素敵なデザインフェンスをご紹介しましたが、住宅地を歩いていると、本場クラシック住宅に使われている凝ったデザインをたくさん見つけるので、また後日あらためてご紹介していきたいと思います。