イギリス住宅の洗濯
(2019年07月19日)イギリスでは一般的にドラム式洗濯機が使われています。
このドラム式洗濯機にはいろいろな洗濯コースがあって、特に『イージーアイロン』はとても嬉しい機能です。Yシャツなどのシャツがしわクシャにならずに洗濯できます。他に良い機能としては、洗濯水の温度や脱水の回転数が設定できることや、デリケートコースとウールコースが別れている点です。衣類別に適した洗い方で洗濯ができます。
洗濯物の干し方は、4月から10月くらいまでは 天気が良ければ、外干しですが曇り空の日は雨が突然降ることもあるので注意が必要です。
地元の人たちは家の外壁と裏庭の壁でロープを張り、洗濯バサミを使って洗濯物を留めて干しています。最近は日照時間が長く、気温も上がっているので、外干ししているお宅をよく見かけます。この干し方が主流なようですが、スーパーやホームセンターでは、洗濯物を干すためのロープの他に、スタンドタイプの洗濯物干し(タオル類を何枚も干せるタイプ)が売っています。
日本でよく使われている物干し竿は、リバプールで使われていないようで、また販売されているものを見たことがありません。スーパーマーケットのランドリーコーナーでは他には下の写真のようなアイテムを購入することができます。
11月から3月は、日照時間が短く、気温も低いので洗濯物を外干しすると乾きが良くありません。冬の時期は洗濯機のドライコースを使用したり、家の中のセントラルヒーティングを使って乾かすこともあります。
イギリスでは裏庭に、家とつなげた『テラスハウス』を設けるお宅があり、リバプールにある住宅でもよく見かけます。『テラスハウス』はセカンドリビングとして使用し、裏庭のガーデニングを眺めてくつろぐ時間を過ごすお宅が多いのですが、ランドリールームとして洗濯機を置いて、洗濯物を干すための部屋として使用しているお宅もあります。天気に関係なくいつでも洗濯ができるので、冬の天気が悪いイギリスでは重宝されているようです。
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