イギリスで噴水が最初に造られた場所はLIVERPOOL（リバプール）で、船を定着させるための港が多く、造船業や、貿易が行われていました。噴水は、貿易商人、製造業者、観光客、移民そして農村に住む人たちのために、無料で飲料水を提供するために造られたのだそうです。噴水は、当時に多くの人々が通る道に造られたようで、私が見つけた噴水の多くが、現在の歩道に設置されていました。噴水の形は、一つ一つ違う形に造られているようです。

この噴水は、ANFIELD（アンフィールド）という町の交差点で見つけました。この交差点には芝生の広場があり、広場の周りは歩道が広く設けられていて、噴水はその歩道に建てられています。この噴水の形は上部に住宅屋根のような形を採り入れており、屋根の中央部分には、鉄鋳物で造られた龍のように見えるオブジェが取り付けられています。

この噴水は、EDGE HILL （エッジ・ヒル）という町にある大きな道路の中央分離帯で見つけました。この中央分離帯は幅広く造られており、たくさんの木が植えられています。噴水は、細かな模様が彫刻されたコンクリートで造られていて、その上には鉄鋳物で造られた太く長い柱が取り付けられています。この柱にも細かな模様がデザインされており、素敵な装飾を見ることができます。

この噴水は、WEST DERBY（ウェスト・ダービー）という町の大きな道路が交差する交差点の歩道で見つけました。私が今までに見つけた噴水の中では一番大きな噴水で、コンクリートで造られた囲いと階段があり、その周りは芝生が敷かれています。この噴水の上部には植物のような細かな模様などが彫刻されており、凝った装飾があります。

この噴水は、リバプールから少し離れたCROSBY（クロスビー）にある海岸通りの歩道で見つけました。噴水の上部には、イギリスの典型的な住宅の屋根の形である切妻屋根と煙突を採り入れたデザインがあり、コンクリートで造られています。そして、切妻屋根の袖部分には、素敵な装飾があります。