イギリスの気候は、9月以降、翌年3月まではStorm（ストーム）が多い季節になります。Stormは台風と同じような気象で、強風、大雨、洪水などをもたらします。今年2月にあったStorm「Ciara」では、イギリスの各地域で大きな被害が報告されていて、リバプールでは、大きな被害はなかったようですが、住宅街を歩いていたら、古い家に取り付けられていた古いアンテナが折れて飛ばされ、空き地に落ちていました。昨年中にあったストームの後にも、古いアンテナが折れて家の前に落ちていたり、アンテナが折れてぶら下がっていたのを思い出しました。

新しい住宅街に造られた公園では、細い若い木が折れているのを見つけました。細い木なのですが、鳥が巣を作っていて、この木は倒れずに無事でした。

他の地域では、河川が氾濫して街や住宅街が浸水してしまったり、道路の一部が水没していて、その深さに気づかず通行し、車が浸水し、レスキューされるニュースもありました。

リバプールはマージー川の入江で海にも面しているので、普段から強い風が吹いている街なのですが、ストームの風の勢いは人を飛ばしてしまいそうな勢いです。