現在の私たちは石炭や石油、天然ガスなど化石燃料を燃やしCO2を沢山排出しながら生活しているため、地球温暖化は深刻化し、燃料の枯渇問題も懸念されています。

解決策として、今後は再生可能エネルギーを利用しCO2を出さないことが求められています。

それを受けて、東京都では2030年までの「カーボンハーフ」、2050年のCO2排出実質ゼロ（ゼロエミッション）の実現に向けて、2025年4月から新築住宅への太陽光発電の設置が義務化されます。

太陽光パネル設置については補助金を活用することができます。

太陽光発電を設置すると様々なメリットがあります

・毎月の光熱費の削減

私たちが毎月支払っている電気代は2010年から約20％程上昇しています。 また、再生可能エネルギー発電促進還付金という項目が電気代に含まれ、現在では年間で平均10,000円の負担となっています。 太陽光発電を設置することで電気代と還付金の負担を軽減できます。 使わなかった電気は売ることもできます。

今後、補助金に関しては、制度の拡充を図り、太陽光パネルの更なる設置の後押しがあります。

・停電時の利用

台風などの自然災害でしばしば停電が発生します。 太陽光発電を設置して入れば、停電時でも電気を使えるため、マートフォンの充電や、テレビを見ることもでき、安否確認や情報収集ができます。 蓄電池と組み合わせることで電気や冷蔵庫・冷暖房といった生命線となる家電の電力を確保することもでき、より防災力が高まります。

・CO2削減への貢献

4kwの太陽光発電を設置した場合、CO2の削減量は、2,000平方メートル分の杉林（約200本分）の吸収量に相当します。 太陽光発電は、発電時に有害な物質を含む排出ガスをだすこともないので、クリーンな発電所となり、環境に優しい社会の実現に取り組むことができます。 太陽光発電はCO2削減に大きく貢献していると考えられます。

東京都の太陽光発電・蓄電池補助金（令和6年3月29日申請まで）

太陽光発電の導入費用は高額になりますが、その負担を軽減するために補助金制度が設けられています。

令和5年度の場合

上乗せ補助金

東京都の補助金は区の補助金とも併用可能です。

※要件や補助金額変更・受付が終了となっている場合があるので、詳細は各自治体にお問い合わせください。

※掲載の助成額などは令和5年度のものとなりますので、令和6年度のものが発表され次第情報を更新いたします。

都市工房で太陽光パネルを設置する場合

都市工房では随時ご相談をお受けしておりますので、ご興味ある方はお問い合わせください。